Marshall Code 50を試奏もせずに買いました(笑)
ので、レビューを書きます。
早速肝心の音についてですが、
これは用途によって良い部分と悪い部分がハッキリ別れます。
というのも、このアンプ。
ちょっと変わった鳴り方をするんです。
サラウンドのようなエフェクトが掛かっており、
まるでスピーカー一発とは思えない音の広がりがあります。
ちょっとオフマイクで録音した音を上げてみます。
※スマホの方はListen in Browserをタップすると聴けます。
どうでしょうか。
本物の四発とはまた違いますが、なかなか迫力ある音になってると思います。
そういう部分では、弾いてて楽しいアンプです。
が、
このエフェクトがマイナスに働くシーンもあります。
それはオンマイク録音をする時。
普通のアンプとの比較音源を上げてみます。
・Hughes & Kettner Grandmeister 36 + CC412
・Marshall Code 50 Plexi
どうでしょうか。
Codeの方は明らかに音が変です。
変な帯域のローが異常に出ていて、全体的に音が遠い感じがします。
曲のフックとしてあえてそういう音が欲しい場面も、
もしかしたらあるのかもしれませんが、
まぁ普通には使えない音ですよね。
また、個人的な意見として、モデリングは微妙です。
似てるものもあるけど、全体的に音質が悪い。本物のアンプと比べると音の密度が薄いです。(お値段なり?)
なので、メインのアンプには成りえないと思います。
まとめると、
①おもちゃとしては楽しい。メインのアンプが別にあって、たまにマーシャルっぽい音でも遊びたいという方、またストリートライブをされる方にはお勧め。
②宅録やPAシステムを使用したライブには使えない。「これ一台あったら、もう他のアンプ売っぱらっても良くね?」と期待している方には合わない。
というのが私の所感です。
以上、Marshall Codeが気になっている方のご参考になれば幸いです。