本当はあまりすすんで使いたい言葉ではないんですよね。
よくオーディオ界隈なんかで「ケーブルがエージングで化けた!」「サ行が刺さらなくなった!」とか言うじゃないですか。
あれ殆どは耳の慣れだと思ってます。
ただ今回はっきりと「これはエージングの効果と言えるんじゃないか?」と思ったのがハンダです。
もちろん最初は耳の慣れを疑ったんですが、どうも思い込みの範疇を超えている気がするなと。
というわけで、もう一度ハンダを付け直して録音してみました。
つけたてと三日目を用意しましたので、比較してみてください。
※スマホの方はListen in Browserをタップすると聴けます。
どうでしょう?初日は明らかにギラギラして耳に痛いくらいですが、三日目は幾分マイルドになっています。
聴いて違いがわかるくらいなので、弾くともっと感じます。
弦は一ヶ月以上張りっぱなしのエリクサーなので、劣化による音の変化は今更ほぼないと思います。
今回使ったハンダはビンテージのケスター44で、他のハンダでも同じことが起こるかはわかりませんが、
確か現行のケスター44でもハイのギラつきが収まっていくのを感じたことはあります。
というわけで、ハンダにエージングはありました。
他のハンダを使っていて、付けたての音を聴いて「失敗したかな?」と思っている方も、2~3日弾き込めば音が変わってくるかもしれません。
自分でハンダ付けちゃう派の方々の参考になれば幸いです。